排水管グリストラップ

Company_mente01

グリストラップや各種排水管の清掃管理でも貢献しています

飲食店はもとより、一般家庭でも、食生活の変化により油脂類の使用が激増しています。
そのため、敷地内に設置されたグリストラップや排水管は、油汚れによるトラブルが多発する傾向にあります。
当社では、それらの排水システムの的確な清掃管理も行っています。

法律で義務付けられた浄化槽清掃をはじめ、各種汚水処理施設の維持管理には、当社の技術力をシステム化した定期メンテナンス契約をご用意しています。また、グリストラップや、排水管の定期メンテナンスもおすすめします。
当社では、快適環境を守るために重要な汚水・下水処理をトータルサポート体制でご提案します。

グリストラップとは?

グリストラップは、厨房等から発生した排水に含まれる油脂類やゴミ等が下水に直接流出するのを防ぐため、それを一時的にストックさせておく装置です。下水道に流せる水の基準値に処理してから、放流するために業務用厨房にはグリストラップの設置が義務付けられています。

グリストラップの構造は3槽からなっています。
第1槽バスケットで厨房排水に混じっている残飯や生ゴミ(野菜くず)を取り除きます。
第2槽油脂分と沈殿物を分離します。
油脂分は水よりも比重が軽い為、水面付近に浮上し蓄積していきます。
小さなゴミ等は汚泥として底部に沈殿します。
第3槽さらに水と油脂分を分離、油脂分の少ない水を下水道へ。

この様なしくみでグリストラップには生ゴミや油脂分などが蓄積されていきます。

グリストラップ清掃の必要性・作業内容

排水のあふれや悪臭の原因となるグリストラップの清掃は、日頃のお手入れだけでは限界があります。
油脂類やゴミは徐々に堆積していきますので定期的に抜取り・清掃をしないと、油脂類は固まり、厨房内でオーバーフローを起します。
また、排水管にも油脂類は付着するため、管を閉塞し、排水不良を起します。
グリストラップの清掃に伴い、管洗浄も定期的に行う必要があります。
当社では強力汚泥吸引車にてグリストラップに溜まった油脂類等(以下汚泥といいます)を抜取り、また槽内の清掃をさせていただいております。

グリストラップ清掃前

グリストラップ清掃後

グリストラップ汚泥の処理

グリストラップ清掃時に排出される汚泥は、産業廃棄物となり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に従って処理する必要があります。
アグメントでは、産業廃棄物管理表(マニュフェスト伝票)を発行し法令に定められた適正な処理を行っておりますので、安心してご依頼下さい。
清掃等で抜取った汚泥は、当社産業廃棄物中間処理場にて中和・脱水後、契約先のリサイクル処理場で堆肥としてリサイクルされます。

※お客さまへのお願い

お客様にて、グリストラップ等の清掃をされ、すくい取った汚泥を生ゴミ等と一緒に出される状況が多々見受けられます。グリストラップ汚泥は、一般ゴミである生ゴミとは異なり、「産業廃棄物として処理しなくてはならない物」ですので、一緒に回収することはできませんので、あらかじめご了承下さい。
従いまして、お客様自らが清掃を手に掛けず、当社へご依頼頂ければと思います。

排水管清掃の必要性

配管は、人の体に例えると血管同じようなもの。血管にコレステロールが溜まるように、排水管には生活排水に含まれる油脂分や食物のカスなどが付着します。これらは、排水管にべったりとこびりつき、化学反応を起こし、排水の通り道をだんだん狭くして、硬化すると管を塞いだり、つまりを起こしたりして、水が流れにくくなります。
気付かないうちに積もった汚れは、ある日突然、大きなトラブルを招きます。そうならないためにも、トラブルになる前での段階での点検・清掃をおすすめしています。

清掃業務の内容

排水管の清掃には、高圧洗浄車を使用し、強力な水圧で管内に付着した汚泥を洗い流します。
高圧洗浄車より洗浄用ホースを排水管に挿入させ、先端のノズルから高圧水を噴出させて、管内の堆積物を粉砕・剥離させ、排水管内の付着物を取り除きます。また、排水管内の状況がお客様にも把握できるよう管内視力カメラも保有しております。
ご要望に応じて、検査も実施しておりますので、当社スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。

※排水管清掃作業風景